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ニュース雑感 [その他7]

 選挙の後は特にこれと言ったニュースがないなぁ。

>自動車不正

 でもよく考えれば、最後の検品の資格って国家資格じゃなくて自社の資格なんだから、人手が無きゃばんばん資格与えとけば良いじゃないかと思うけど、資格与えたら給料増やさなきゃいけないからね。わずかな給料をケチったおかげで会社の信用が台無しなんだな。悲劇やな。

>神鋼不正

 何十年もやっていたことが、なんで今バレたんだろう。まあ、鉄の強度不足が問題となった事なんてなかったのなら、これでも別に構わないって事なんだろうけど。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171029-00000009-asahi-bus_all
三菱UFJ、店舗2割削減を検討 みずほも人員大幅減へ

 今やリテールは儲からないですからねぇ。実際個人客は、ATM設置しておけば事足りますし。僕もネットバンク始めた方が良いのかしら。忙しくて実店舗に行く暇がないんですよねぇ。通帳に記帳するのも駅のATMですしねぇ。
 ちなみに、バブル期入社組がもう50歳前後になるのですか??大量の社内政治に特化した使えないおっさんが大量に市場に供給されるんやな。悲劇やな。

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1710/25/news018.html
三菱UFJ「約1万人削減」 銀行員受難の時代がくる (1/3)

> スリム化はいくつかのフェーズに分けて実施される可能性が高い。最初に導入されるのは、おそらくRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)と呼ばれる手法だろう。
> RPAは同じ作業を繰り返すような定型業務の自動化に最も効果を発揮する。一方で、イレギュラーな対応が多い業務の場合、RPAを導入してもそれほど生産性は高まらない。銀行業務は圧倒的に定型業務の割合が高く、銀行は導入に一番向いている業種とも言われる。
> 先進国の中で日本は、突出して現金利用比率が高く、銀行は現金の管理や輸送に多大なコストをかけている。現金のやり取りがこうした電子マネー系にシフトすれば、現場の事務作業は大幅に減少し、店舗の運営コストを下げることができる。

 確かに日本は現金主義ですねぇ。まあこれは現金でやりとりしても、1日の売り上げが1円までビシッと揃う日本の風土もあるのですが。
 
++++++++

 台風が2週続けて土日に来て、僕も2週続けて家で寝てました。今日は片付けをだいぶやって、布団を戸棚に押し込んで、本をどんどん端の方に片付けて、服を大量に発掘しました。シャツがないからユニクロばっかり着ていたのですが、なんか戸棚の奥底からコロ付き衣装ケースを発掘したら、ユニクロじゃないちゃんとしたメーカーのシャツ(半袖長袖)が大量に出てきました。存在を忘れていたのか・・・。というか目につかないところにしまうと、存在を忘れてしまうねぇ。
 まあ僕の場合はとにかく本が多すぎるのが問題なのですが。箱から出してないフィギュアもいい加減売っぱらった方が良いのかしら。

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ラテマネー [コロンボまとめ]

「自縛の紐」 シーズン4-1 1974/9

 不正ギリギリのことをやって金を抜いていたスポーツクラブ経営者が、不正を見抜いた加盟店オーナーを殺害。電話録音テープを使ったアリバイを作る。ジムの床に革靴を引きずったような跡、バーベルが首に落ちた事故に偽装していたが、そもそもバーベルが常人には持ち上がらない重量であったなど、いくつか細かい点から捜査開始。最後は靴紐の方向、自分で結ぶと他人が結ぶのでは方向が違うこと、被害者がトレーニングウェアに着替えたことをなぜ知っていたのかが決め手。
 倒叙から犯人との対決、手がかりが適度に分散配置されており、ストレートかつ見応えのある一作。
 ラリー・コーエン原案。

「逆転の構図」 シーズン4-2 1974/10

 カメラマンの犯人が奥さんを空き家に連れて行って誘拐に偽装して写真を撮って殺害。空き家探しをさせていた元囚人も殺害し、彼を誘拐犯に仕立て上げた。空き家の置き時計だけ明らかに最近置かれた物であり、時間を偽装するための物。弾の後から犯人の言うことが自然でないこと等から疑い出す。空き家の暖炉の中に、取り損ねの写真が放り込んであったと言う事は、写真を撮ったヒトはこだわりがあるって事か。最後の詰めは、写真を裏焼きにした引っかけ。

「祝砲の挽歌」 シーズン4-3 1974/10

 シリーズ最後の方まで犯人役・脚本監督・制作総指揮とシリーズにかかわるパトリック・マクグーハン登場。陸軍幼年学校の校長が、学校を共学の大学にかえようという経営者を殺害。創立記念日の祝砲を撃つのに、大砲の爆薬を強力な物にし、大砲に掃除用のボロ布を突っ込んでおいて暴発させて被害者を爆殺した。ボロ布の切れ端をコロンボが現場近くで見つけて事故ではないと疑う。幼年学校の宿舎に学生といっしょに泊まり込んで手がかり探しを行う。犯人との対決も見応えあり。傑作。

「歌声の消えた海」 シーズン4-4 1975/2

 コロンボがくじで当てたメキシコクルーズに奥さんと豪華客船に乗り込む趣向。しかも奥さん例によって画面に出てこない!!
 中古車販売の経営者が、豪華客船の歌手である愛人を殺害。顧客の団体を招待して何回も乗って居るので船の構造やスケジュールは熟知しており、それを利用してアリバイを作り上げた。船がメキシコに着くまでに真犯人を挙げないと、明らかに別の人がメキシコ当局に引き渡されてしまう!!船の中という閉鎖空間で、助けも鑑識も無し、限られた道具で捜査するコロンボは一見の価値あり。最後は犯人をつついて証拠品を作らせる。名作である。

「ビデオテープの証言」 シーズン4-5 1975/3

 電子工業のボンクラ社長が経営者の義母を殺害。電子からくり屋敷の中の防犯カメラシステムを使ってアリバイ作り。警備員が見ているモニタと録画を組み合わせて、自分が出て行ったあとに殺害現場を警備員に見せる。家の中に土が無かったので庭から強盗が入ったという話は矛盾がある事にコロンボが気がつき捜査開始。家の中に居た犯人の奥さんの話から徐々に矛盾を詰めていく寝室のシーンは必見。最後の、アリバイに使った現場ビデオの矛盾を詰めるシーンも必見。

「5時30分の目撃者」 シーズン 4-6 1975/4

 精神科医が患者である愛人の旦那を逢い引き現場でうっかり殺害。押し込み強盗のせいにすることとした。屋敷を出るときに盲導犬を連れたヒトとすれ違う。屋敷の構造から、押し込み強盗が気づかれずに突然家の中に入ってくるのは矛盾があると気がついて捜査開始。最初から緻密に組み立てられた犯罪ではなく、いろいろとハプニングが起こってきて、犯人のその場の対応が続く話の進行が面白い。
 最後は盲導犬を連れた盲目の証言者を使った引っかけが見事。つまり「目撃者」とは・・・。

 シーズン4は見応えのある名作が多いですね。
 2020.5.4 あちこち追記

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↑そりゃ重要。というかこんな物際限なく課金する方が悪い
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ぬるぽ [コロンボまとめ]

「毒のある花」 シーズン3-1 1973/9

 化粧品会社の女社長が、ライバル会社に引き抜かれそうになった「若返りの新薬」を開発した研究者を殺害。研究者の家で、メモがボールペンではなくマスカラで書かれたことに気がついて、犯行時に女性が居たことにコロンボが気がつく。ダーツの的になった女社長の写真、小麦粉の箱の底に瓶が隠されていた跡などから女社長に目をつける。コロンボも犯人も、手がかぶれた。これは新薬の成分が影響しているのでは?じりじりと追い詰め、最後は意外な物が決め手となる。会社も若返りの新薬も失い逮捕されるも、それでも気丈に振る舞う犯人の演技が素晴らしい。
 ジャクソン・ギリス脚本。

「別れのワイン」 シーズン3-2 1973/10

 ワインにこだわりを持つ職人気質の兄が、醸造所をうっぱらうという遊び人の弟を殴り倒す。ワイン倉庫の空調を切って閉じ込めて窒息死させ、車を海岸に置いてスキューバ中の事故に偽装した。高そうなオープンカーが屋根を開けっぱなしで放置されていたことにコロンボは疑問を持つ。
 最初はワインについて右も左も分からなかったのに、ワインについて勉強し、最後は犯人に認められるコロンボもすごい。犯人と対決するだけではなく、犯人を理解し、共感するという要素を導入した転換点の作品。人気も高い。
 原案はラリー・コーエン!!

「野望の果て」 シーズン3-3 1973/11

 上院議員候補が選挙キャンペーン中、人気取りの狂言の殺害予告を逆手にとって、参謀を人違いに見せて殺害。参謀は今後のキャリアを考え、愛人と手を切るように迫っていたのだった。まず冒頭から車のボンネットの温度の矛盾に気がついて淡々と操作を開始するコロンボと、無意味なミーティングをだらだら続けるその他刑事達の対比が面白い。コロンボ明らかに超有能なんだよ。ネチネチと追い込んでいくが、最後犯人がダメ押しの狂言をやらなかったら逮捕でき無かったのでは、と思うでしょうが、後半はその狂言をやらせるくらいに犯人にプレッシャーを強烈にかけまくる描写なんですね。だから全然おかしく見えないのです。
 原案はラリー・コーエン。

「意識の下の映像」 シーズン3-4 1973/12

 ロバート・カルプ再登場!!映像技師が会社のオーナーを殺害するのだが、どうやって被害者が試写会場から外に出てくるタイミングが分かったのかがポイントだったのだが、サブリミナル映像って、今は効果は否定されてるんじゃなかったっけ。殺害で大騒ぎになっているところで録音テープを回している(証拠を上書きして消している)ことに疑問を持つ。
 凶器が発見出来ないので、逆にサブリミナル映像で犯人をつり出すコロンボが良い。

「第三の終章」 シーズン3-5 1974/1

 ジャック・キャシディ再登場!!出版社社長が引き抜かれる人気作家を殺害しようとする。まずベトナム帰りのチンピラに殺害させ、そのチンピラを殺害。最初の殺害の時は自分は酔っ払って事故を起こしてアリバイ作り。ただ、酔っ払っていて何も憶えていないはずなのに、事故の相手を「彼ら」と言ったことにコロンボが疑問を持つ。なんで相手の車の人数が一人か複数か憶えているのに最初は全く覚えていないふりをしたのか。
 最後の決め手は被害者が書いていた原稿を、犯人が配達途中で盗み見ていたことを逆手に取ったトリック。

「愛情の計算」 シーズン3-6 1974/2

 シンクタンクで、なんと高性能ロボットを使ったアリバイ作り。シンクタンクの所長のボンクラ息子は、論文の盗作をして居たのだ。犯人は息子のために、盗作を指摘しようとしていた同僚を殺害。ドアの高さ真ん中付近に靴墨のあとが有ったから、被害者が担いで室内に運ばれたことに気がつくのはともかく、全体が燃えたマッチがあったので、犯人は葉巻を吸う人物であると最初っから目星をつけていたのは凄い。やたら高性能なロボット(今から見るとこういうのAIで十分で、人型の機械別に要らないような気がするが、現代の基準でそんなことを言うのは野暮)や天才少年など、登場人物もおしゃれである。
 最後は息子の方を追い込んで、父親の愛情に訴えて自白させる。

「白鳥の歌」 シーズン3-7 1974/3

 犯人役は本物の大物カントリー歌手がカントリー歌手役で出演。売れっ子だったのだが、新興宗教を主催する奥さんに売り上げを全部吸い取られていたのだ。自家用飛行機に被害者共々乗り込み、上空で自分だけ自家製パラシュートで脱出するという殺害方法。墜落現場でパイロット用かばんが空だった、運転席のシートベルトが締まっていなかったと言う事に疑問を持って捜査開始。愛用のギターを自家用飛行機に乗せずにギターだけ陸路で運ばせたのは決め手だね。犯人が空軍の英雄どころか実はパラシュート整理係だったというのは泣ける。

「権力の墓穴」 シーズン3-8 1974/5

 なんと犯人はロス市警副本部長。近所の友人が奥さんをうっかり殺してしまったのを利用して、なんと自分の浪費家の奥さんを交換殺人し、近所で続いていた連続宝石泥棒に罪をなすりつける算段をした。最初の殺人で、友人の奥さんはネグリジェを枕の下に入れる習慣があったのだが、偽装した犯人がその習慣を知らなかったのは明らかで、第一の殺人はすくなくとも友人の単独犯ではあり得ない。第二の殺人も、犯人の奥さんは会合に出かける用事があったのに袖が破れた昼の服装のまま。犯人が直感か虫の知らせで二件とも目撃したというのも十分に怪しい。
 最後はいろいろな情報や書類にアクセス出来る犯人の立場を逆利用し、宝石泥棒にも協力して貰ってひっかけ。

 あー、いざ書き出してみると、細かいところ全然見てないんだ・・・。やっぱり自分で文章を書くと、自分がどれだけ理解しているか(いないか)が分かるね!!どんな分野でもそうだ。
 あとで書き足します。
 2020.5.4 あちこち追記

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選挙雑感 [その他7]

>自民党

 定員は減っているんだから、勝利だね。だが、前回とあまり変わらないので勝った、という実感も無し。難しい。

>公明党

 減ってる!!と言うか比例区票をみると単調減少であり、組織が高齢化してきたのかなぁ。

>希望の党

 絶望だったんやな。悲劇やな。それはともかく、「排除発言」で風向きが変わったというか、サヨク排除がはっきりした段階でマスゴミが手のひら返しをしただけじゃ無いかしら。まあ都知事としては何もしていないどころかその場の人気取りのために全てをぐちゃぐちゃにしてきたのは明らかだったので・・・。

>立憲民主党

 立憲と民主って相反する概念だと思ってたけど、まあ良いんでしょうね。マスゴミや団塊老人の避難所になってた。

>共産党
 
 どう贔屓目に見ても前回批判票の受け皿になってたけど、それが全部立憲民主に流れたんだな。

結論

 若い世代はサヨクに投票するのが減っているので、団塊の駄目な世代が死滅すれば、ひょっとして保守二大政党になるのかも知れませんが、でももちろんそれは本質を外していますよね。
 結局は政策なんですなぁ。野党は明らかに政策を何も打ち出していない!!違法性のないスキャンダルや護憲とかばっかり!!それはもちろん、自民党が十分に左派な政策を打ち出していて、それ以上左に振れないからなのは明らかです。財政再建や社会保障縮小、消費税上げを明確に打ち出した政党が出てこない限り、つまり大方の先進国と同じように大きな政府と小さな政府という対立軸で論争するようにならなければ、まともな政党二つにならない
 今の日本の国政選挙では、政策の対立がなくて、憲法とかどうでも良い宗教を真実お花畑クソサヨのマイノリティーと、現実路線のメジャーな層が、それぞれに投票して1.5大政党制を維持しているだけ!!野党は数あわせで離合集散している場合じゃなくて、政策でまとまらないと。
 だから、前原っちの決断は、まあ面白かったんだけど、正解じゃない。「非自民の保守」じゃあ駄目で、政策で自民と対立しなきゃあ駄目だったんだね。

 さらには小選挙区制度批判が出てくる始末。選挙制度の問題じゃなくて、お花畑低脳クソサヨに用はないって事だよ。中選挙区になったら、適当なことを言って中選挙区で1議席取るか取らないかで1/4-1/3の議席だけ撮る万年野党で居るのがいちばんおいしいと言う事になっちゃう。昔の社会党のことだよ。

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台風一過 [コロンボまとめ]

「黒のエチュード」 シーズン2-1 1972/9

 有名指揮者が、不倫関係にあったピアニストをウザくなったので殺害。コンサート前の集中するために楽屋に閉じこもる習慣を利用してアリバイ作り。殺害現場に花のバッジを落として忘れてきてしまう。まず被害者が才色兼備の成功者であるから自殺なんてするはずがないとコロンボがしきりに言っていたけど、まあ花のバッジを見て怪しいと思ったのでしょう。最後の花ののバッジによる追求シーンは見物。
 ペットの駄犬登場。犬がなんか役に立ったのは新シリーズでちょっとだけだったかな?動物病院の医者も何回か出てきていたと思いますが再確認出来ていません。

「悪の温室」 シーズン2-2 1972/10

 奥さんと離婚したい被害者が、狂言誘拐を行い信託財産の現金化に成功。しかし協力者の叔父さんが被害者を射殺して現金を横取りした。最初に被害者の車に打ち込まれた弾丸の角度がおかしいこと、身代金の受け渡しの場所があまりそぐわないところであったことから、コロンボが誘拐事件にしちゃおかしい、狂言ではないかと疑い出す。

「アリバイのダイヤル」 シーズン2-3 1972/11

 アメフトチームのGMが、やる気の無いボンクラオーナーを殺害。試合中にスタジアムの専用室を抜け出して電話でチームに指示を与えながら犯行に及ぶ。プールで滑って溺死で処理されるところを、プールサイドの水に塩素が入っていないことに気がついて殺人の捜査開始。
 ロバート・カルプ再登場!!決め手は電話の録音(探偵に盗聴されているのを知っていて利用した)に、入っていてはいけない音ではなくて、入っているべき音が入っていない、というのは面白い。

「ロンドンの傘」 シーズン2-4 1972/11

 コロンボがスコットランドヤードに見学に行く話。マクベスの演劇、貴族や執事とロンドン観光名所巡りでいかにもな話になっている。不思議の国のアリスの初版本を開いたまま伏せているのを見て、こんなことをしたら本が傷む、と怪しむ。最後はマクベスの様に犯人のひとりが発狂して終わる結末は圧巻。単なる企画モノじゃなくて出来は良い方。ジャクソン・ギリス脚本。
 日本にも来る企画が上がっていたらしいが、これは実現しなかった。でもいくつかのエピソードでは日本人の使用人や庭師が出てきたり、シーズン7ではフグ毒殺人とか出てきますね。

「偶像のレクイエム」 シーズン2-5 1973/1

 往年の映画大スターがゴシップライターを爆殺するつもりが、人違いで自分の秘書を爆殺してしまった。ゴシップライターに狙われていたと思われる犯人にコロンボが目をつけるが、しかし捜査していくと、どうも犯人がゴシップライターを殺害する動機が無い。捜査している家に過去の犯人の夫の失踪事件が浮かび上がってくる。真相は、昔の夫の失踪事件の秘密を知っている秘書がもともとターゲットだったという話。倒叙だがひねりがきいている。ジャクソン・ギリス脚本。

「溶ける糸」 シーズン2-6 1973/2

 心臓外科医が、研究成果の独占を狙って上役の博士を手術で殺害しようとして吸収糸で心臓の手術をしたのを看護師に気づかれて殺害。連絡の電話を聞きながら時計を直しているのをコロンボが見かけて、怪しいと思う。博士が死んだら解剖するぞと脅して再手術をさせるも、証拠の糸がどこにもなく、最後の最後まで出てこないがついに出てくる。犯人役はレナード・ニモイだが、彼が1回だけ怒ってコロンボにつかみかかるのだが、これは感情的にならなさそうというメタネタを利用しているのでしょう。

「断たれた音」 シーズン2-7 1973/3

 コロンボが出て来たときにはまだ被害者が生きてる。チェスの世界王者の犯人(耳が不自由で補聴器がないと聞こえない)が、ソ連から来た元世界王者と対決する前に、元王者が亡命しようとしたと見せかけてゴミ処理機に突き落として殺害しようとする。ゴミ処理機は安全装置が働いてすぐに止まるのだが、耳が聞こえたら機械が止まったことに気がつくはずであり、耳が聞こえない人間しか犯人であり得ないと言う話。冒頭の悪夢のシーン、レストランでのチェス対決シーン、ラストのゴミ処理機前で怒鳴り合う対決のシーンと、見所満載の名エピソード。ジャクソン・ギリス脚本。

「二つの顔」 シーズン2-8 1973/3

 いつも通りに犯人が淡々と殺人を犯すところを最初に見る訳だが、犯人はなんと双子であり、どちらが犯人か視聴者にも分からない!!倒叙でありながらフーダニットを成立させている。コロンボが料理番組に無理矢理引っ張り出されてオムレツを作っている掛け合いの箇所は全編ほぼアドリブだそうで。あとで注意深く見返せば、犯行シーンは二人であることがちゃんと描写されているのですね。
 スティーブン・ボチコ、ジャクソン・ギリス、レビンソン&リンクとメインライター総掛かりによる脚本。

 憶えるまで繰り返し観たと思ったんだが、いざ書き出してみると、全然細かいところを把握してないんですねぇ。
 2020.5.4あちこち追記

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自分用メモ [コロンボまとめ]

『殺人処方箋』 TVムービー 1968
 
 レビンソン&リンクが最初に小説に書いたのは1960年と言う事で、8年かけて練り上げられただけ有って、もう倒叙ミステリとして完成されているのね。売れっ子精神科の犯人が、奥さんに浮気がバレて離婚されそうになって殺害。浮気相手を共犯にしてアリバイを作る。コロンボが最初に犯人を疑うのも「帰って部屋に入ってきた時に奥さんを呼ばなかった」という些細な物。その後じりじりと犯人を追い詰めるのだが、中盤の1対1の対決は圧巻。ヒリヒリする会話劇を楽しめる。決めてが無くて最期は共犯者を使って引っかけ。
 映像が60年代のテレビドラマで良い!!マンションの外の風景がもろ書き割りなのはご愛敬。コロンボがこのときはまだ髪型も服装もぴちっとしていて、役を飲み込むまでは真面目な刑事を演じていたとのこと。

『死者の身代金』 シーズン化パイロット版 1971/3

 シリーズ化前にパイロット版を作れとのことで1本作った作品。コロンボが髪はボサボサ、服装はだらしなく、しょっちゅうペンその他を探すおなじみの役になっている。アメリカ有数の弁護士である犯人の家が大豪邸になっている。アメリカってそうなのかなぁ?まあコロンボの犯人は全米レベルの医者とか弁護士とかかなりの成功者ばっかりだが。
 有名弁護士が出世のために結婚したかなり年上の夫を殺害。誘拐事件をでっち上げ、自分が運転できる小型飛行機を使ったトリックで警察を煙に巻くことが出来た。コロンボが犯人を疑うのが「電話がかかってきたときに誘拐された夫の安否を問わなかった」という些細なこと。これもネチネチと犯人と対峙しながら、結局は犯人の娘を使って引っかけで証拠を確保すると言う結末になった。

「構想の死角」 シーズン1-1 1971/9

 シリーズ化第一作。本当は2話目だったが、テレビ監督時代のスピルバーグによる映像演出が素晴らしく、1話目放送になった。犯人役ジャック・キャシディの演技も見物。犯人被害者も二人コンビの作家と言うことで、キャシディがレビンソン&リンクに「どっちがレビンソンでどっちがリンクなのかい」と言いまくったとか。
 二人コンビの売れっ子推理作家だが、執筆は被害者だけで、犯人はもっぱらマネージャー業。独立を計画され殺害。これもコロンボが犯人を疑うのが、急報を聞いて飛行機で駆けつけずに車で別荘から帰ってきたとか、遺体発見の電話をしながら無意識に郵便物を開封していたとか、まあ指摘されればおかしいと言えばおかしい些細なところ。最後はコロンボが犯人に、このトリックはお前が考えたんじゃないだろとネチネチと言って証言を引き出す。

「指輪の爪痕」 シーズン1-2 1971/10

 レビンソン&リンク直々による脚本で、シリーズのお手本第一作となるべき作品だったが、2話目放送になった。犯人は巨大探偵事務所の所長。名犯人役のロバート・カルプだ!!調査相手にも金を貰って調査内容を書き換えていたり阿漕な商売をしていたのに気付かれ、大手顧客を殺害。被害者の顔の小さな傷から、犯人が左利きで、計画的ではなく突発出来であると推測。観察力が抜群な描写もあちこちにあって、コロンボ超有能なのよね。途中から目星をつけてタイマンのやりとりは圧巻。最後はやっぱり引っかけ。
 コロンボの愛車の小さいルノー登場。もっとも、このときは金持ちのでかい車に対比して小さくてぼろい車を用意しただけなんでしょうね。これが新シリーズくらいになると、ビンテージクラシック車に乗る粋人みたいになっちゃってるのよね。

「ホリスター将軍のコレクション」 シーズン1-3 1971/10

 ベトナム戦争の伝説的英雄の将軍が、監査で横流しがバレそうになったところでビビる部下を射殺。ヨットから自宅をみていた目撃者が居た。将軍が目撃者を消しに行ったら美人のおねーちゃんだったので一目惚れ、おねーちゃんの方もアメリカの英雄が相手なのでまんざらでもなくなるという展開。おじいちゃんじゃねーか。それを除けば証拠の品はどこにある?というむしろコロンボの中ではストレートな話になるのかなぁ。

「二枚のドガの絵」 シーズン1-4 1971/11

 絵画コレクターが被害者。甥の美術評論家が犯人。遺産目当てで強盗を装って殺したのだが、大きな絵がたくさん描けてある中で、ドガのクロッキー2枚だけ盗まれていることにコロンボが疑問。最初はどうでもいい絵ばかり外していたのに、最後になって急に審美眼が芽生えてドガだけ盗むのは変だと言うこと。
 とにかくトリックの仕返しによる最後の幕切れが実に鮮やか!!小説ではこうも行かない。映像だからこそ。決め手になる物が出てきてそのシーンで幕切れという見事な結末は映像ならではである。

「もう一つの鍵」 シーズン1-5 1971/12

 会社社長の兄に抑圧される妹、家の鍵をホルダーから外して、窓から入ってきたところを強盗と間違えたと言って殺害する予定だったのだが、兄は玄関の植え込みに合鍵を置いてあったのね。ちゃんと廊下からやってきた兄をそれでも射殺し、なんとか体裁を整える犯人。犯人の恋人役にコメディ転身前のレスリー・ニールセン!!玄関に置いてあった新聞をみてコロンボが疑問。だれも玄関から帰ってきてないなら有るはずが無いからね。抑圧から解き放たれてどんどん暴走する犯人。兄の言うとおり会社経営には向かなかったんだなぁ。ちまちまと証拠を積み立てて追い詰めるも、最後は非常ベルと銃声の順番が決め手。

「死の方程式」 シーズン1-6 1972/1

 テレビ局の上役が、試写ををみてもう一本追加せよと言ったので急遽撮られたもの。ロディ・マクドウォールの軽快な演技が見物。野沢那智の声もはまっている。
 化学工業のボンクラ息子が、大手企業に身売りをするつもりの叔父の社長を葉巻の箱にしかけた時限爆弾で爆殺。これも犯人が電話のときの些細な仕草からコロンボが怪しいと思う。急いで作られた割には見所満載である。ひょうきんな今時の若者である犯人とコロンボの掛け合い、化学工場の中をカートで移動するシーンなど。特に最後のロープウェイの中での時限爆弾騒ぎのマクドウォールの演技は見物である。

「パイルD-3の壁」 シーズン1-7 1972/2

 第1シーズン最終作。コロンボが監督がやりたくてストまでやったとのこと。演出は、ちゃんと見られる物というか、やや間延びしているが及第点ではあるけど、その後監督をやりたいと言わなくなったみたいである。
 建築家の犯人が、資産家の被害者の奥さんをたぶらかして都市プロジェクトの費用を出させているのだが、被害者が死んだら信託財産になってむしろ自由に引き出せなくなっちゃう。行方不明なら現状のまま。そこで殺害した後遺体を隠した。つまり遺体はどこにある??と言う奴である。もし遺体がビルの下にでも埋められたら、発掘は不可能。そこで犯行当日に埋めていたビルの基礎である「パイル」を掘り出すか掘り出さないかと言う話になるのだが・・・。
 最初の方で犯人が被害者に「お前の墓を建ててやる」と言っていたが、実際にビルが墓になりかかっていたのは面白い(英語で聞くとそう言っている)。最後に禁煙といって葉巻を投げ捨てるコロンボ。一応この話で完結する予定だったのだろうか。

 すいません、眠くて無理なのでまた書き直します。(実際にブルーレイボックスで見直しながら書いてる)
 2020.5.4 あちこち追記

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おっぱいがいっぱい [その他7]




 経済政策は明らかに左派なんですよね。大きな政府。自民党が十分に左派なので、それより左のポジションとなると共産党みたいに滅茶苦茶な事を言わなきゃいけない。どこか経済右派、小さな政府と財政再建を言い出す政党が必要なのだが、そもそも日本人は政党に政策を求めていないのだった。




 これはあり得る。数多の文化人が天皇主義に飲み込まれて滅茶苦茶になっていった。天皇制なんて物は、世界の最果てだったためにたまたま現代まで残った王権でしか無く、「天皇論」なんて物は「一般王権論」にしか成らない(だから凄く難しい)。
 現代では天皇機関説をもっとはっきりと執るべきであろう。首相より今上の方を支持するというのなら、駄目な奴が天皇になった場合はどうするのだろうか?単なる個人崇拝でしか無い。

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排除します [その他7]




 この「知恵を出す」ってのが問題で。こんな標語じゃあどうにもならないのだが。日本では初等教育から崩壊していて、物事を論理的に考えると言う事をどの段階でも教えていない!!つまり原因を分析し、対策を立案して、それを施行してみて、上手くいったか行かなかったかフィードバックしなきゃあいけないんですが、そもそも改善事業は現場の個人に押しつけるんじゃ無くてシステムでやらないと。つまり誰が業務改善するか明確にしなきゃあいけないんですが。「知恵を出す」なんて不明確なことを言ってはいけません。目標を達するために不正をすることを防げませんよ。

++++++++

 今日はコミック1に行くのは諦めて、昼まで寝て、掃除洗濯、洗濯物をだして洗剤やら細々した買い物をして本の片付けを少しだけした。
 いま、しょっちゅう言っていますが、精神的にきつくて、ちょっと休暇が欲しいです。

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床屋政談 [その他7]

① 小選挙区制度ではせいぜい2政党くらいしか生き残れないはず
② 自民党が強すぎるので、自民党ともう一つくらいであろう
③ 必然的に第一野党は自民党以外の右から左の集団の寄せ集めになってしまった
④ 当然野党は方向性も政策もへったくれも無く中途半端で固定ファン以外の支持を得られそうな物では無い
⑤ 冷戦崩壊後の世界情勢でクソサヨに未来は無い
⑥ サヨクを切り捨てて保守二大政党による政権交代を

 どこで間違えていたのだろうか。

 一つは日本のマスゴミ、団塊世代(情報弱者とも言う)でのサヨク人気が落ちていなかったので、サヨクには未来が無いという言説が受け入れられなかった事だな。もちろんサヨクリベラルで過半数など取れないので、民進党のままでは居られない事は明らかだったのだが。
 やはり小池っちが大方の予想を超えたヴァカであったことが問題だったのだろうか?まあ「排除の理論」以前の問題として、そもそも小池っちは都知事としても実績を残さなかったどころか問題を全部ハチャメチャにしただけだったからなぁ。小池っちが右翼っぽい事をちょっと言っただけでマスゴミが手のひら返しをしたのも笑ったが。
 僕が考えるには、そもそも日本には小選挙区制があまり合っていないのでは無いかということです。アメリカみたいにきれいに二つに分かれていて、ごく少数の浮動票で政権が交代するんじゃ無くて、日本じゃ左派って明らかに少数派なんですよね。だから右派と左派に分かれると、昭和みたいに自民党から政権が動かなくなる。
 段階の世代がみんな死んで、サヨク幻想に侵されていない世代が主導権を握って、と思ったが、そうなったとしても保守二大政党なんかになるのだろうか??アメリカにしたってイギリス、フランスにしても独自の経緯があって二大政党か、中道右派左派の組み合わせになっているだけであって、日本がそうなるとは、あるいはそれが理想的なのかはまた全く別の議論ですからねぇ。

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ノアだけはガチ [その他7]

『徳川社会の底力』(山崎 善弘 著 柏書房 2017)

 誰だよこれ好評してたの・・・。そういえばどこのサイトで見かけたのか忘れたなぁ。まず前書きの冒頭で「士農工商」って言ってていきなり腰が砕けたが、前書きの最後の方で、「安全保障関連法ができて日本も戦争が出来る国になるが江戸時代由来の偃武が駄目になっちゃうー」(大意)って言ってて駄目だった
 中身はもう斜め読みしかしてないけど、要するに対外戦争が無くて、江戸時代は政府のやる事が災害の救済がメインになって、農民=一般大衆はお上の助けを請うだけだけになってしまった。偃武って要するにパターナリズムって事で、一般大衆は自ら政治に参加しようともしない。
 後書きでまた新自由主義は失敗とか戦争出来る国にしてはいけないとか譫言を言っているけど、国際情勢が変わったと言う事が全く理解出来ていない。江戸時代は鎖国してて諸外国も日本にあまり関心が無かったから引きこもっていられたけど、大航海時代後期になってロシアアメリカその他が日本にやってきたらあっという間に江戸時代終わっちゃったじゃん。なんでその素晴らしい徳川時代が終わったのか分かってないんだね。馬鹿丸出し。
 でもこれを読んで、なんで現代のクソサヨがこんなに馬鹿の集まりなのかも分かった気がする。自分で考えて政治に参画しようとせずに、子供みたいに文句と悪口を言うだけで、気に入らないからと言って国から出て行く訳でもないと言う腐った態度は、江戸時代数百年にわたって醸成された日本人のメンタリティなのかも知れません。理知的に国際情勢や経済を考えて時代に見合った選択をするというのは、ある程度頭が良くないと出来ないので、頭が悪いと自然とクソサヨになるのでしょう。

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↑選挙キター
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