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 安倍首相が難病が再増悪して首相辞任だそうである。
 外交、国防は成功、改憲は出来なかったが、集団自衛権を可能にしたので改憲は必要でもなくなったからね。
 経済に関しては・・・これは経済全体が成長していないので、老人から若者への所得移転をやらなきゃいけない、つまり社会保障に手をつけなきゃいけなかったのだが・・・。だから及第点でも無いが、他にどれだけやりようがあったか(他の人ならよりよく対策できたかは激しく疑問)は難しい。
 思えば佐藤政権を超える長期政権になったわけだが、佐藤政権も経済は順調で沖縄返還も出来たのに最後はやたらと不評だったのだが、なんで不評だったのか今見るとよく分からない。長期政権になって賞味期限が切れたとしか思えない。ま海外でも、たいていはせいぜい8年くらいが上限となっているみたい。安倍政権も、最後の方はちとグダグダになっていた感は否めない。
 佐藤政権と違う点と言えば、今の自民党に大物首相候補が居ないことだね。もちろん佐藤政権当時は戦前戦中戦後の権力闘争を勝ち抜いてきた真の大物が群雄割拠していて派閥のボスとなっていたわけだが、今では政治家も小物になって、と言うよりは、派閥のボスの条件(の一つ)が「資金力」だったわけで。
 派閥がしょぼくなったのは、小選挙区制よりも政党助成金だろうね。資金が党に一本化されると、派閥とかやっぱり重要じゃなくなっちゃう。
 首相候補がしょぼいのが判りきっているから、長期政権が終わったというのに、開放感とか全くない。不安感しかないというのが、如何に安倍政権が上手くやっていたか(留保付きで)という証左であろう。
 面白いのが、アベガーの方々で、みな難病にケチをつけてネットでボロクソに炎上しているか、意気消沈しているかで見ていて笑える。おまえら信念があって政権批判していたんじゃ無くて、単に殴り返してこないのが判っている相手に難癖つけて溜飲を下げていただけなのかい。パヨクの方々良かったな。安倍政権が終わったからこれからユートピアが訪れることが確定したな。

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2020/08/post-4e0622.html

 弁当爺も文句つけるところが無くて、教養人じゃないとかむりやり文句をつける始末。

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 こないだから「頭の良い人は説明が上手い」みたいな話がついったで廻っているが、ちょっと違うなぁ。頭の良さと言うより、「物事を深く理解していると、本質を手短に的確に説明できる」だな。「きちんと理解していないと、的確にコンパクトに説明できない」とも言う。
 説明する側がきちんと理解していないと、「説明を聞いてもなんかごちゃごちゃしている」「本を読んでも説明が複雑で分かりにくい」「話がなんか長い」となる。

 この「読んでもよく分からない」というのが、いくつかのパターンしか無くて、
① 本当に難しいことを言っている
② 前提となる知識が多い
③ 説明する側がよく分かっていない
と言うのが有る。そして、①の場合は滅多に無い。理系だと②が多い。専門用語ばかり並んでいたら、もちろん専門用語を分かっていないとダメだしね。人文系でよく分からないのは、体感的にはほとんど③だね。哲学でも本当に難しいことを言っているのは、現象学とかごく一部じゃない?

 まあ、一つ問題なのは、その説明が「本当に難しいことを言っているのから聞いても難しくて分からない」のか、「説明する側が混乱しているので書いていることがよく分からない」のかは、聞く側がある程度知識が無いと判別できないことなんだな。
 もっと面倒なのは、一言で簡単に説明されたときだな。「本質を一言でズバリと言ってのけている」のか、「それっぽく短く言っているだけの間違ったいい加減なまとめ」なのか、だが、これがまた聞く側にある程度の知識が無いと、判別が出来ないのだね。と言うか、たいていの人はその区別があることすら判らず、テレビで「悪いのは○○」とか「○○が癌に効く」とか分かりやすい言説が垂れ流れているけど、たいていの人はこういうの鵜呑みにしちゃう。
 つまり、聞く側にこそ、頭の良さと知識が必要とされているんですよ。自分で勉強していないと、「わかりやすい説明」になんか出会えないのですな。

 そしてさらに面倒くさいのが、「○○が悪い」「○○を取り除けばユートピアが訪れる」というわかりやすい言説は、頭がいい人にも魅力的な事なんだなぁ。だんだん話がずれてきたけど、「原因と解決法をコンパクトに提示される」ってのは、非常に魅力的で、とくに頭が良くてエリートで理想に燃える若者ほど、コロッと参ってしまうのよね。

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 『歴史劇画 大宰相』の新文庫版(講談社文庫 2019~2020)が完結したので、まとめを書き直そうと思ったのですが、メモ書きを書いていたらこんな時間に。
 原作が『小説吉田学校』(戸川猪佐武 著)であって、ドキュメントじゃないので、けっこう肝心なことが描いていなかったりする。小佐野賢治も児玉誉士夫も出てこないぜ。だから派閥の長になるには資金力が要るというのがピンとこなくなる。河野一郎なんてなんで突然自由党の大物になってるのかとか。また戦後の吉田茂がほぼ出発点で、戦前の政友会や民政党を端折っているので戦後すぐの大物政治家がイマイチ分からないし、戦後すぐの保守政党の離合集散もほぼ端折っているので、自民党がなぜ派閥の寄り合い所帯になっているのか分かりにくい。自民党派閥チャートで出てくる名前の多くが戦後すぐの保守小政党のボスだったりするのね。
 だから、この漫画だけ読むと、自民党にこんな派閥があって、こんな抗争をやって、この順番で首相になりました、くらいのことしか割らない。まあ尤も、それでも十分じゃ無いかという気がします。
 で、90年代に講談社+α文庫から出ていた版には、田中角栄の秘書だった早坂茂三が身も蓋もない解説を書いていて、滅茶苦茶面白かったのですが、今度の文庫化では最初の方はクソみたいな解説ばっかりでどうしようも無かったのですが、途中から政治家本人とかその子供や弟子本人を連れてきて回想の聞き書きをのせるという手段に出ていました。だから途中からまあまあ面白くなったのですがね。でも旧版の解説が勉強になりますので、興味のある方は旧版を探してはいかがでしょうか。
 ちなみにⅠ部Ⅱ部というのは、単行本二冊を文庫本一冊にしているのでこんな構成になってます。

 以下のメモ書きはまだ書きかけです。8.19一部追記
++++++++

第一巻 吉田茂の闘争
 解説は手嶋龍一の心底どうでも良い一般論。
第Ⅰ部 前後日本の幕開け 昭和23年~40年
 GHQ占領下、昭電事件で三党連立内閣総辞職、角栄登場、吉田内閣発足のところから池田と佐藤の抗争、佐藤内閣発足まで。まあ前半のタイジェストみたいな内容。
第Ⅱ部 吉田茂、総理就任 昭和20年~24年
 敗戦直前の吉田の終戦工作の逸話から敗戦、幣原内閣、パージにより吉田内閣成立、憲法成立から(片山内閣は数ページ、芦田内閣は一コマで片付けられている)第3次吉田内閣まで

第二巻 鳩山一郎の悲運
 解説はソ連関連とのことでス○イ佐藤優。さりげなくムネオのヨイショを混ぜる恥知らず。マルクスとかどうでも良いから。
第Ⅰ部 サンフランシスコ講和条約 昭和25~27年
 朝鮮戦争勃発、マッカーサー解任、サンフランシスコ講和条約と日米安保条約の締結から自由党分裂総選挙。児玉誉士夫を省いているのでなんで河野一郎が実力者になっているのか分からないんじゃ無いかな。三木武吉の権謀術数。
第Ⅱ部 鳩山内閣誕生 昭和27~29年
 第4次吉田内、バカヤロー解散から鳩山民同脱党、第5次内閣、造船疑獄、日本民主党成立、鳩山内閣成立までと三木武吉がかっこよすぎる。

第三巻 岸信介の豪腕
 解説は佐竹信のアベガー文章。こんなの人前にさらして恥を知らないのかしら。まあ岸は満州建国に加担した革新官僚だったのは確かだけど。
第Ⅰ部 日ソ復交 昭和29年末~31年
 鳩山内閣成立、日ソ交渉、保守合同、日ソ漁業協定、三木武吉死去まで。岸もそうだけど、緒方竹虎がなんで自由党総裁とかやってんだよ。こいつ戦前に朝日新聞主筆として『勝てる戦争何故やらぬ』と書いた張本人じゃねーか。日本の保守党って明治の時からけっこう闇があるのよね。
第Ⅱ部 日米安保改定 昭和31~35年
 日ソ共同宣言、総裁選、石橋内閣、岸内閣、安保改定と岸退陣

第四巻 池田勇人と佐藤栄作の激突
 解説は池上彰の心底どうでも良いニュースをなぞっただけのダイジェスト。解説にもなっておらず。まあこの人子供向けニュース読み上げおじさんでしかないし・・・
第Ⅰ部 保守本流vs.党人派連合 昭和35年~40年
 総裁選から池田内閣、河野新党騒ぎ、高度経済成長、福田、大平、田中の台頭(三木は戦後すぐから小政党、小派閥のボスを張ってた)。総裁選から池田退陣、佐藤禅定、池田、河野死去まで(中曽根は河野派を受け継ぐことになる)
第Ⅱ部 角福戦争 昭和44年~47年
 佐藤政権時代は特に何も無かったのでいきなり44年の総選挙で田中幹事長で勝利したところから。角福戦争から佐藤4選、沖縄返還と田中派立ち上げ。ここら辺で三角大福中になったのですな。

第五巻 田中角栄の革命
 解説は田原総一朗。さすが直に見てきた人の解説はひと味違います。「都市政策大綱」と『日本列島改造論』の違いから角栄の功罪を分析。
第Ⅰ部 庶民宰相の誕生 昭和47~49年
 沖縄返還から佐藤退陣で有名な記者を追い出したテレビ演説、総裁選で田中内閣、日中国交正常化、列島改造計画は狂乱物価となり参院選。三福連合まで。角栄はけっきょく狂乱物価を引き起こして終わりだった。
第Ⅱ部 田中金脈追求 昭和49年7月~11月
 参院選惨敗から角福対決、文藝春秋の「田中角栄研究」、大平離反から田中退陣。後継を公選か話し合いで決めるか揉めながら終わり

第六巻 三木武夫の挑戦
 解説はなんと河野洋平。たしかに新自由クラブとかこの辺りの話でしたね。三木派の話よりも新自由クラブなどの昔語りが多いです。
第Ⅰ部 三木・福田の対決 昭和49年11月~51年
 椎名裁定で三木内閣誕生、ベトナム戦争、ロッキード事件発覚、田中逮捕、「三木おろし」始まるも不発。
第Ⅱ部 揺れる自民党 昭和51年6月~52年8月
 ひたすら三木おろしするが驚異の粘り腰で乗り切るものの、11月の総選挙で敗北し三木退陣、後継は福田内閣

第七巻 福田赳夫の復讐
 解説はなんと福田康夫にインタビュー。父の想い出だけじゃないものになってます。
第Ⅰ部 大福戦争 昭和52年9月~53年末
 禅定しそうにないとみると大平が田中と組む。総裁予備選で大平が勝利(「天の声もたまには変な声がある」は名言)、本選は行われず福田退陣、大平内閣発足。田中角栄の影響力は健在。
第Ⅱ部 四十日抗争 昭和54年3月~10月
 7年ぶりに衆議院解散、総選挙するも敗北。敗北したのに大平が退陣しなかったため、大平と三福中の四十日抗争勃発

第八巻 大平正芳の決断
 解説はなんと玉木雄一郎。いやあなた別に大平精神を受け継いでなんか居ませんよね。同じ香川出身ってだけじゃないの。
第Ⅰ部 大福激突 昭和54年10月~11月
 ひたすら四十日抗争の続き。11月の首相指名では反主流派が福田を擁立、大平が勝ってようやく抗争終結。この漫画だけ読むと、大平首相は哲人宰相どころか生臭い権力欲の塊にしか見えないんですが・・・
第Ⅱ部 自民分裂 昭和55年3月~5月
 ハマコーベガス問題勃発。中曽根変節して主流派に。野党が恒例行事の不信任案提出すると三福が欠席し不信任案成立、解散し衆参同日選挙へ

第九巻 鈴木善幸の苦悩
 解説はなんと鈴木俊一。父の想い出語りから当時の裏話をガンガン書いていて凄い。妻が宮沢喜一のいとこって、知らずにであったと言うが、もちろん廻りが慎重にお膳立てしたのに決まってるでしょうが。そしてさりげなく加藤紘一ディスり。まあ加藤紘一は客観的に見てもクズの売国奴だしね。
第Ⅰ部 怨念政治の果て 昭和55年5月~7月
 三福と中川派結束。衆参同日選挙は5月30日公示、31日大平首相心臓発作で入院。6月12日死去。6月22日投開票は自民圧勝。後継は大平派が上手く立ち回って鈴木善幸。
第Ⅱ部 和の政治と行財政改革 昭和56年5月~11月
 日米共同声明の同盟の解釈で閣内不一致、鈴木首相がグダグダ(裏方向けの人材で、トップに立つような性格じゃ無かった)なのでやっぱり延々抗争。そして数を増やし続ける田中派。

第十巻 中曽根康弘の野望
 解説はなんと山崎拓(生きてたのか)。昔のボスの想い出語り。まあなんだかんだ言って最後の大物政治家だな。
第Ⅰ部 鈴木退陣 昭和57年4月~9月
 参院全国区から比例区への選挙制度改革、行革など。総裁選へ向けてやっぱり抗争
第Ⅱ部 戦後政治総決算 昭和57年9月~60年
 鈴木首相うんざりして退陣。11月に総裁予備選するも変節漢中曽根圧勝。中川一郎ムネオに詰められて自死。この後の行革の話までで原作者腹上死で原作は終了しています。昭和58年10月角栄地裁で有罪判決。昭和60年2月7日竹下派立ち上げ、2月27日角栄脳梗塞で倒れる。61年7月の衆参同日選挙で300議席超え。

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 この土日は、土曜日は仕事で、上京は無理でした。
 日曜日は、朝早く起きれたら日帰りで上京しようかとも思ったのですが、まあ日帰りで行くのがメロンブックスだけとかさすがにどうかと思ったので辞めました。庭仕事をしたかったのですが、あまりにも暑すぎて生命の危険を感じたので、日中は家から出ず、夕方になる前に京都に行って虎とメロンのハシゴをしました。虎もメロンもさすがに客が全然居ませんでしたね。
 まあ僕も京都の虎やメロンはたまにしか行かなかったのですが。メロンは・・・今の旧ゲーマーズの店舗に移転してから、むしろ昨日は客の入りが良かったくらいじゃないのかな。昨日は他の客を見かけたからな。虎は・・・閉店が決まっていたので、入荷が絞られていたのか、新作があんまり入っていませんでしたね。1回の平棚とかスペース空いてましたしね。

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 うーむ、疲れた。

 skebもまた画像蒐集目的で登録しているのですが、まあ全然依頼していないという話はどこかで書いたかな?要するに、依頼するにもそれなりにセンスが要るのですよね。
 ふと思ったのは、やっぱりタニマチ業にもセンスが必要で、センスが無いと「芸が分かるカッコイイタニマチ旦那」にならずに「金出すだけの下品なオヤジ」になっちまうんですねぇ。(トートロジーに近い)

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 さて、と言うかこの土日は、土曜日は朝は職場に行って、午後はやっとこさ晴れたので草むしりや庭木の散髪とかしてた。とにかく雨続きで草ボーボーになってましたからなぁ。夜は本(ウ=ス異本)の整理と掃除洗濯。
 日曜も朝から掃除してひたすら整理。午後は一番暑い時間が過ぎたら草むしりの続き。ようやく一通り出来た。とにかく梅雨が明けなくて全然出来ていなかったからなぁ。雑草だらけになっていました。

 と言うか、サンクリが開かれていたので、決行直前まで上京しようか悩んでいたのだが、行くのを辞めました。はっきり言って感染とかあまり気にしていないし、今の状況では、マスクしていて飛沫を出来るだけ避けて、それ以上のことはあまり意味が無いと思えるのですが、行ったことが広まると何か面倒くさそうだし・・・。(あと草むしりを今日しないとスケジュールが全く取れないと言うのはあった)

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