ゆるアニメの物語について [その他7]
日常系に対する「何も起きない」という評には毎度モヤモヤさせられていたんだけど、「恋愛と闘争以外を『物語』として認識できない」というので目から鱗というか、そうか、そういうことだったか……!
— 君継 葭月 (@JiaYue) 2018年5月7日
学校行事を淡々とこなして3年できっちり連載を終わった『あずまんが大王』は希有な例であるが、女子高生四コマなんて確かに大抵これと言ったことが起きず、よく分からんギャグを淡々と書くだけのようにみえる。もちろんそうでも無いということが言いたいんだけど。
ちなみに、『ゆるキャン△』を見ると分かりますが、これめちゃくちゃいろんな事が起こってますよ。典型的なアホ主人公のなでしこと出会って、孤高のりんちゃんは集団キャンプするようになるし、野クルの面々もバイトを始めてキャンプ用品を買ってキャンプするようになるし、他人を弄って傍観者を気取る齊藤さんですらキャンプに参加するようになる始末、これちゃんと物語が動いているんですよね。ゆるキャン△は何も起こらない例としては不適当です。
何も起きないと言ったら・・・『らき☆すた』かなぁ?あれは誰かと出会ったら、変化があるという話では無かったような気がする。『けいおん』ですら、ほぼ一から軽音部を初めて、卒業前には学校の名物サークルになってましたからねぇ。
何か事件が起こるとかじゃあ無くて、出会いがあって人に変化が起こるという所に注意してアニメを見ると良いと思います。