備忘録というかよく分からない

●ではナニがオタクのキモい発想でナニがそうで無いのか

　根本的にはオタクは女性に自力で近づくことが出来ず、何かきっかけか、強制的なシチュエーションの変化が必要。最近の漫画だと、同級生の家庭教師になるとかだな。いや実際、金持ちが同級生なんかに家庭教師頼まないよね。もちろんそこら辺の大学生にも頼まない。現役の高校教師に頼んじゃうよね。教師の方もいい小遣い稼ぎになる。学校ってのは多数に安価に効率よく教育を施す制度でしか無く、古代の例を見れば、金があれば良い学者を家庭教師につけるというのが一番上質の教育になるんだよ。
　なんか話がずれたが、部活とか、異世界に転生して勇者になるとか、飛行機落ちるとか天変地異でクラスの女の子とサバイバルに入るとか、とにかく何かイベントか状況変化が無いと女の子とお近づきにすらなれない、なってからようやくラブコメが始まる、でしか無いのよね。エロ同人も、二次創作だから、女の子が既にお近づきになっていて、しかもよく分からない薬とか機械で最初から発情して迫ってきたり、触手が出てきたり、挙げ句の果てには「セックスしないと出られない部屋」みたいに強制されないとセックスになだれ込めない。オタクのキモい発想とはこう言うのなんですよ。

　ところが、最近のエロ同人を読んでいて、あれっと思ったのが、そう言うのじゃ無いのですよね。

カワイイ女の子（ゲームアニメのキャラ）が道を歩いている→おっさん（特にキャラじゃ無い）がそこら辺に連れ込んでレイプ　

みたいなエロ同人が結構あって、この男性が全然面識の無い女性に積極的に行動を起こすってのは、オタクの発想じゃ無いですよねぇ。完全にウェイウェイ兄ちゃんの発想/行動なんですよ。

●根本的にオタク発想のキャラクターは記号の集まり

　3次元、現実の簡略化じゃなくて、記号の組み合わせでしか無いのよね。典型的なのが、「ロリ巨乳」と言うヤツだな。相反する要素の調和が云々とか解説する人も居るけれど、調和とか関係ない、お子様ランチみたいに、男の子の好きな物が調和もクソも無く並んでいるだけなのだ。だから「年下の姉」「年下の母」とかも精神性が云々とか言い出しても仕方が無い。好きな要素を横に並べているだけ。
　現実性とか調和とか一切考えずに「好きな要素を並べる」というのはオタク創作の基本なのだ。「女の子と銃」「女の子と戦車」「女の子と巨大ロボット」も冷静に考えたら女の子を戦場に出すなとか、体格の良い壮年男性を出せとかなるけど、要素が足りなくなるよね。

　要素と言えば、天才なのが都築真紀で、「メカ、魔法、美少女」に「努力、友情、勝利」と男の子の好きな物全部入りのアニメを作ってしまったり、「勇者として異世界に召喚」に「犬耳猫耳で風雲たけし城」を組み合わせるという常人には出来ない組み合わせを堂々とやってしまう、まさに天才としか言いようが無いクリエーターである。
　なんの話をしてたんだ？