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三重水素水 [その他7]

 水素水って体に良かったんじゃ無いの(木亥火暴

 まあそれはそうと、トリチウムだろうが何だろうが、自然に微量に存在しているので、薄めて流しちゃえば問題ないってまだ分からないのかな。まあ自然界に1分子も存在しませんという物質なら、流すなんてとんでもないと言っても良いかもしれませんが・・・。(それもどうかと思うけどね)

https://president.jp/articles/-/25124
"哲学の入門書"が死ぬほどつまらない理由

 「哲学はアウトプットだけ見てもよく分からない、プロセスを理解しないと」という話。そりゃそうだよな。結論だけ読んでも、全然分からないことが多いです。それどころか「こう考えた」というのを読んでもいまいちなことが多い。ですが、「なぜそう考えたのか」を理解すると、凄くよく分かることが多いのですね。それには、その当時の前提となる議論や社会背景を理解する必要が有ります。結局西洋哲学は、古代ギリシャ哲学とキリスト教が根っこにあって、あとはそれに対する批判、その批判に対する批判、それに対する・・・が延々と続いているだけに近いので、カントやヘーゲルとか一冊だけ読んでもよく分からないのです。逆に言うと、古代ギリシャ哲学とキリスト教を大雑把でも良いから把握して、順に追っかけるだけで凄くよく分かります。例えばなぜヘーゲルはあんなにわかりにくく書いているか、とか。カントもあれだけ何か一冊読むだけだと、そもそもなんでこんなことを議論しているのかがよく分からない。少なくとも先行する論説に対する批判であると言う事は抑える必要が有るし、それを理解しなきゃならない。と言う事をやっていると、結局最初っからと言う事になるのです。まあフッサールやハイデガーは、本当に込み入ったことを議論しているのですけどね。
 日本の哲学入門書でよくあるのが、どれか哲学書一冊だけの詳細解説ですね。時代背景とか議論の大きな流れを解説せずに、本の文章をいくら精読しても分かりにくいですよ。ただまあ、本を執筆するような大学の先生は、そこら辺の議論は最初っから頭に入っているので、案外本を書くときそう書いてしまうのかも知れません。

『〈新版〉日本語の作文技術』(本田勝一 著 朝日新聞出版)

 ご存じ朝日新聞の有名なサヨク記者の作文入門。だがこの一冊だけは凄く良い。僕もこれを読んで、語順とか句読点の位置に気をつけるようになりました。作文技術が求められるネット時代には必読ですな。

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