nurupo

http://goethe.nikkei.co.jp/article/133661717.html
がんになって考えたこと。 坂本龍一の養生訓

　なんか今になってついったで廻ってきた。勘違い意識高い系の間違いの凝縮した見本で悲しい。

>検査をしたら中咽頭がんでした。油断していました。食べるものにはずっと気をつけていたし、定期的にカラダ全体の検診も受けていた。それでも、がんになるんですよ。まさか自分が、という思いがあったから、半年も手を施さずにいました。

　癌なんて確率でなるもんだぞ。タバコも其の確率がちょっと上がる程度でしかない。ただある程度知能があるはずの人ですらこの程度の認識なんですなぁ。

>もう25 年くらい、食事はずっとオーガニック中心です。整体や気功を組み合わせた、自分流のヨガも日課にしてきました。１セット１時間弱のゆっくりした動きですけれど、カラダを動かすと明らかに呼吸が深くなり、カラダも伸びます。50歳の時に煙草もやめました

　ヨガや気功で癌が防げるわけ無いじゃん･･･。本数にも寄るけど50までタバコ吸っておいて。食いもんは、極端な刺激物ばっかりはともかく、普通の物を食べていれば違いは出ませんよ。

>カラダのために何をやるかは、すべて自分の勘で判断しています。ネットで見ると、数えきれないほどの健康法があるでしょ。しかも、いいことばかり書かれています。でも、アップされていないだけで、よくない事例も実はたくさんあるはず。健康法には向き不向きがあって、誰かにはよくても、別の誰かはダメージを受けているかもしれない。自分の感覚に委ねるしかありませんね

　ああ、化学とか統計とか否定されたらもうどうしようも無いです。その自分の勘が正しいという根拠がどこにあるのでしょう？？いや、統計撮ってエビデンス出すよりも自分の勘の方が有益であるという調査があれば別ですけど･･･。つーかネット情報なんて当てにしたら駄目でしょ。

　まあ、高校時代に学園紛争でバリケードの内側でピアノを弾いていたっていう筋金入りの、と言うか団塊世代に良くあるサヨクおいたんのひとりでしか無いのよね。まあこれも最近ついったで出回っている落合信彦の再評価と同じで、盲信も全否定もする物では無くて、「良い物もある、悪い物もある」（違）と、業績によってそれぞれ評価するべきものなのよね。