SSブログ

いかがでしたか? [その他7]

 また何故リベラルがこんなに劣化したのかについてつらつらと考えているが、まあアメリカなんかを見ていると、劣化と言うよりなんでこんなにファシズムに近づいてしまうのだろう、そもそもリベラルとは何なのか、などと思っていたのですが、ふと気がついたのですが、

 「私は正しい。あなたは間違っている」

という言説が、そもそもリベラルじゃ無くてファシズムに近いんじゃ無いかな。特に「正しい」事が「科学的に証明されているか」、「批評が可能かどうか」、が必要なんだが、それが無くて、

 「よく分からないけど私が正しくてあなたが間違っているので、あなたの行動を変えるべきだ」

になっちゃってるんですな。

 本来リベラルってのは「規制するな。こっちの好きにやらせろ」であったハズなんですがね。じゃあなぜこんなことになっているのかというと、まあ多分みんな「世の中を良くしようと思っているから」なのかなとは思います。
 が、一つ落とし穴があって、

 「制度を変えれば世の中が良くなる」

とか

 「良くない物を取り除くと世の中が良くなる」

と言うのはまず間違いなんですな。社会の制度を変えようが、何かを世の中から徹底的に取り除いても、ユートピアは訪れないのです。そして、それに薄々気がついたのも、つい最近、僕がかなりのおっさんになってからなんですなぁ。若いとそういう所、社会が悪いのは制度のせいでもなく、何か悪い因子が一つあるから世の中が悪くなると言うわけのでも無いんですな。でもそういう所、若者にはなかなか分からないでしょう。むしろ「原因と解決法を提示される」ってのは、若者、特に頭の良い若者には非常に魅力的に映るわけです。
 それは歴史をみても、革命がだいたい大学生や若手将校が原動力になっていて、しかもろくな結果になっていないのですな。

 また眠くなってきて散漫な文章になってきた
IMG_7636.JPG


 
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。