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ゆるキャン△があるならガチキャン△も有るはずだ [その他8]



 この騒動、割と最初から見ていたけど、

● 出版社や作者に金が入らない形の応援って実は作品存続の妨げになると言うのは言い過ぎでも存続の助けになってない

と言うのを理解してないキッズが多過ぎである。まあ生まれたときから無料コンテンツが大量に流れている生活で生きてりゃあしょうがないけど。あと

● 図書館で読むとかブックオフで金出して買うのも、結局作者に金が回らないから実は上記と同じ事

と言う事が本当にピンときてないキッズが多い。商業作品なんだから金払えと言うのが真理である。金を生み出さなかったら用済みコンテンツになってしまうのだ。そこにあんたの感想なんか関係ない。まあ働いたことが無かったら分からないのも無理は無いが。あとはまあ

● 作者に感想を伝えるのは凄く大事
● それはそれとして、一般的に世の中には相手に伝えて良いことと伝えない方が良いことがあるのだ
● そりゃ違法じゃ無かったらどこで買っても良いと言うのは確か
● 昔から有る古本屋の問題。特に近年田舎だと新書店よりブックオフの方が多かったりするからキッズは勘違いしても仕方ないだろう
● そもそも小中学生は金持ってないから単行本バカスカ買えないのも昔からある問題

と言う別レイヤーの問題をごちゃごちゃに議論していて、もちろんこういうときは議論が混乱する一方なのだ。

 これは僕も昔失敗したことがあって、即売会で
「いやーあの本まんだらけでも駿河屋でも見当たらなくって」
と口を滑らせたことがあって(木亥火暴)、作者がものすごい嫌な顔をしていた。いや、もちろん僕は即売会に行って、虎やメロンやZINや南海ブックスその他地方書店も当たって、それでも見つからなかったら、だらけや駿河屋で検索するんですけど、まあそのときは言葉が足りなかったのだ。



 この問題、似たような問題を僕も近くで見ていた事があったけど、「切実な問題があって早く動かなければいけない」と分かりきっている事でも、市役所の人は根拠となる法令と予算が無いと全く身動き出来ないのだ。トップがウンコだと本当にどうしようも無いのだ。コレ本当に、問題点がはっきりしていて、下の役所の人が全員なんとかしなければと思っていても、どうしようも無いときは本当にどうしようも無くなる。この例でも、美術品はしかるべき所に保管展示すべきだと役所の人が分かっていても、該当する法令があって予算が無いと動けないのよね。こういうときって役所の人はなんかの法令の解釈で動けないか、どっかの項目から予算を捻出できないかいろいろ考えて工夫して動こうとする物なんですけど、それでもダメだったのでしょう。

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