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TPPで二次元モザイク解禁全国共闘委員会 [その他8]

 マルクスとヘーゲルは、読んでいるとだんだん「これ時間かけて勉強して理解する必要も意味も無いんじゃ無いか」疑惑がムクムクと頭をもたげてくる2大巨頭なんですけど、なんでそんなモノを読んでいるのかというと、まあ曲がり形にも世界を二分した重要思想で、と言うよりは、なんで「こんな結果だけ見ればクソ以外の何物でも無い思想」があれほど持て囃されたのか、なんで実行してみたら悉くクソだったのか、と言うのが若い頃からの疑問で、まあそれで自分なりに理解しようと(周辺の解説書ばっかり)(マテ)ちびちび読んでいるんですけどね。でも実際読めば読むほど「これ東方のエロ同人でオナニーしてた方が限られた時間の人生にとってよっぽど有意義だな」と思わずには居られません。
 それで、こないだハッと気がついてしまったことがあって。

 昨今、環境問題とかSDGsとか持て囃されて、その流行思想が政治的にも力を持って各国の政策にも反映されていますが、しかしそれがなんか効果的で良い政策とはとても思えない物ばかりです。木を切って山をはげ山にしてパネルで敷き詰めて土砂崩れを起こすとか(サハラ砂漠の巨大発電所は軒並み撤退だそうで)、プラのストローを紙のストローに置換したは良いが湿気対策でプラの個包装にするとか、原発も化石燃料も廃止しようとしてエネルギー危機とか、各国で頭が悪すぎる政策が実行され聳え立つクソの山を量産していて何じゃこりゃと思うわけですが。
 この各国で一見聞こえは良いけど実行するとバカな言説を、意識高い系インテリや本気で世の中を良くしようと思っているバカ活動家が本気で活動し、実際に政策に反映される国もある、というドグサレクソムーブなんですが、これ、20世紀前半でマル経がやってたことと全く同じ構造なんじゃ無いか。

 マル経なんて20世紀前半に世界中の頭でっかちなだけのバカ学生(当時の大学生なんて金持ちのボンボンばっかり)からまあ一応本当のインテリまで皆が嵌まり、結果聳え立つクソの山を量産したわけですが、それって21世紀前半に流行っている環境問題()思想m9(^Д^)が現在進行形で聳え立つクソの山を量産しているのを見ると、「あ、これ同じ様なことを繰り返しているだけだ」と思ってしまった訳です。
 なんか特別な価値とか、隠された秘密があった訳では無くて、単に当時の最先端の流行思想でしかなかっただけなんだなぁ、と思いました。
 だって今の環境問題の運動家も、「話は聞いた。人類は滅亡するッ!」と大真面目に考えて行動しているんだろうし、当時の左翼も労働者の悲惨な状況や富の偏在について何とかしようと大真面目に活動していたはずですからね(結果は無残な物であったが)。

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