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【悲報】新タイトル検討中(面白いネタが思いつかない) [その他8]

 某所でも言及されていたが、『島耕作』がサラリーマンの理想モデルか何かと勘違いした人が多く出たのは日本の悲劇であった。
 あれ、『課長』時代のを読めば分かるが、

 主人公がよく分からないがモテる
→女とセックス
→仕事で失敗
→何故かセックスした女が仕事のミスを助けてくれてヨカッタネ

というのが延々と続くという当時のサラリーマンの妄想を絵に描いただけのくっだらない漫画で、ジャンルとしては『釣りバカ日誌』と同じジャンルなのである。ただ絵柄がシリアス寄りだったため、なんか真面目な漫画と錯覚した読者が多数出た。釣りバカみたいなコミカルな絵柄だったらあんな内容を真に受ける人も居なかったろうに。サラリーマン漫画ならビッグコミックに連載していた『山口六平太』の方がまだハードコアだったりする(いやそうでも無いかも)『HOTEL』は勤め人の義理人情の話ですな。
 ただ途中から作者が勘違いして日本のビジネスシーンを描こうと思って上滑りしたのか、あるいは作者がそもそも松下の課長までしか行っていないので部長以降のリアルな話を書こうとするとニュースの上っ面をなぞるしか出来なかったのかは、・・・まあどちらも同じ様な物だね。

 まあ弘兼憲史といえば『ラストニュース』という大怪作があって・・・(以下略
 と言うかこの年代は学生運動上がりの不良学生、不良勤め人ばっかりだからね。

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