【悲報】新タイトル検討中（面白いネタが思いつかない）

　こないだヤボ用（親のパソコンの世話等）で実家に帰ったときに、実家に置いてあった古いノートなど漁ったが、データ無し。HDDの山（PCを処分するときもHDDは抜いて保存してあるのだ）を漁って2007年当時のHDDを発掘して中を見たが、やはりソニーのデジカメのデータだけバックアップがなかった。これはもう実家を本格家捜ししてメモリースティックを発掘しても･･･望み薄だなぁ。当時は写真を全部取っておく習慣が･･･在ったはずなんだけどなぁ。どうも本気で無さげです。

>反ワクチン

　しかしまあ、よく考えてみると、人は何故反ワクチンに成るのか、ではなく、どちらかと言うと、何故人は反ワクチンに成らないのか、ですな。
　と言うか、「何故、専門家や医者の言うことを聞かないヒトが居るのか」ですが、それはもちろん「専門家の言うことが難しくて理解できない」からですな。まあ本当は初等中等教育をきちんと修めていれば、だいたいは理解できるはずなのですが、日本ではご存じの通り高校大学の卒業資格を得ていても、中等教育の中身を理解している人は少ないです。と言うか化学や物理生物を学習していなくても故中学高校を卒業できますからね。（たいていの人はその他の科目もろくすっぽ理解してないだろ）
　しかし多くの人は、専門家の言うことに従うわけです。それは個別の説明を理解してるんじゃ無くて、近代科学の成果を信用しているから、そこから類推して専門家の説明を理解していないけど信頼しているのです。いやー、だって、医者の説明を一発で全部理解するとか不可能ですぜ。医学教育ってまず大学で何年勉強して、しかも卒業してからもいくらでも勉強する内容在るからね。
　だから何というか、「自分の理解できないことを信用しない」という人が出てきても、別におかしくないのですな。もちろん社会的には、世の中の全ての物事を理解できる訳なんてないので、自分が理解できるか理解できないかじゃなくて、その専門家の一般的な評価や一般的な科学水準を勘案して判断するというのが、文明的な知恵という物なんですけどね。
　だから、少なからぬ人が、エセ科学、エセ医療の簡単な説明の方を信じてしまうと言うのは、ある意味仕方の無いことなのかも知れません。その人に「知恵」が無いのは確かですけどね。
　問題の一つは、エセ科学、エセ医療というのは金になるって事なんですなぁ。これは人間の良心の問題ですからね。（これは経済一般の話になってしまう）
　もう一つは、「人は、世の中のことを理解しようとしている」と言うことなんですな。ただ、その人のおつむの程度に制約されるけど、と言う所なんですが。結局、自分の頭の中身に合わせて、世の中を説明する理論を選択してしまうのですな。ですから、おつむが良くない人は、簡単な説明に飛びついてしまう。医者が細かいことをごちゃごちゃ言って「治ることを期待しています」としか言わないよりも、「このコンクリ缶を拝めば病期がバッチリ治ります」という言説の方をありがたがる人が居るのは、おかしな事でも何でもないんですな。