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風邪引いた [コロンボまとめ]

「恋に落ちたコロンボ」 シーズン13-1 1993/10

 ピーター・フォーク直々の脚本。犯人はフェイ・ダナウェイ。恋人は女性を食い物にするクソ男だった。強盗に見せかけて被害者を殺害。若い女性にアリバイ作りをさせる。だが、冷蔵庫の製氷室の下に水が溜まっていたこと、冷蔵庫が止まっていたのでは?被害者が午後二時に出かけて、午前二時に帰ってきたはずなのに部屋の暖房がついていたこと、被害者が犯人に一度分かれるという言い訳がいい加減、強盗が侵入してきているならそもそも状況に矛盾があるなど、捜査すればするほどアラが出てくる。コロンボはフェイ・ダナウェイを一目見たときからメロメロ。ダナウェイも手を引かせるためにコロンボに接したり、けっこうな駆け引きの対決であり、これはこれで面白い。と言うか、ピーター・フォークがフェイ・ダナウェイとイチャイチャしたいために脚本書いたとしか思えない

「4時02分の銃声」 シーズン13-2 1994/1

 やらせ上等の悪徳ラジオパーソナリティーが溺愛する娘を自立させようとする部下を殺害。親子電話、留守番電話、自動車電話を組み合わせたアリバイを作った。犯人が現場を見ていないはずなのに「被害者が背中から撃たれた」と言ったことに疑問を持つ。娘は意図的に現場から離されていて、アリバイがあるのだが、それを画策したのは犯人であったことなど。なかなかヒリヒリした犯人との対決が見応えアリ。

「死を呼ぶジグソー」 シーズン13-3 1994/5

 エド・マクベインの「87分署」物。昔の強盗事件のお宝がどこかに隠されているが、その隠し場所を表す写真は複数に分割され、関係者がバラバラに持っていたのだが、争奪戦が始まっていた!!バタバタと死体が量産され、捜査中にボコボコに殴られるコロンボ。犯人はいかにも胡散臭い人。丁寧な捜査以外はコロンボで有る必要が無い。

「奇妙な助っ人」 シーズン14 1995/5

 牧場主の犯人が、借金漬けの弟と、それを脅している金貸しを殺害。まず弟を射殺。金貸しを家に呼び出し、脅してきたふりをして射殺し、弟を撃った銃を持たせた。コロンボシリーズで何回か有った二重殺人だが、場所と時間を離すことによって逆に、銃弾の距離等の矛盾点を解消しているのは面白い。
 金貸しがマフィアの一味だったことにより、マフィアの親分が出てくる。最後は警察に捕まるかマフィアのリンチにかかるかの二択を迫る。故障中の張り紙をはった公衆電話を躊躇無くコロンボが使ったことをみれば、詰めのシーンは最初からコロンボとマフィアの共謀であったことが分かる。最後のシーン、マフィアの下っ端の若人に名前を聞くと、イタリア系じゃない!!実は警察関係者か??

「殺意の斬れ味」 シーズン15 1997/5

 シリーズ25周年記念作品。
 起業家が投資家から訴えられていた。起業家の奥さんが、投資家を殺害しそれを夫の起業家の犯行にして逮捕させ財産を乗っ取ることを画策。奥さんの愛人が犯行、偽装し、コロンボが出てくるが、奥さんの愛人は実は警察の鑑識だった。鑑識なので犯人がコロンボといっしょに捜査したりする。細かい矛盾点を発掘していく。
 途中で、喫茶店で奥さんを交えて事件の反省をしているときに、犯人が奥さんの方にひょいと人工甘味料の壺を置いたことで、犯人と奥さんが以前からの知り合いであると気がつく。でもこれが後半2/3くらいの所なのよね。それまでは誰が犯人と目星をつけていない感じ。後は矛盾点をいっきにたたみかける。
 犯人が逮捕された後で、コロンボがどうやって気がついたかという解説を延々とやるシーンがある。多分親切に説明しないと視聴者が分からないと思ったのであろう。時代を経て視聴者のレベルが下がったのだろうか。
 それとやはり犯人の目星がつくのがかなり後の方なのが残念なところかな。

「復讐を抱いて眠れ」 シーズン16 1998/10

 パトリック・マクグーハン犯人役、監督。ハリウッドスター御用達葬儀屋社長がゴシップ芸能記者に昔のネタで強請られ被害者を殺害。遺体をすり替えて焼却、その後爆死して残りが少ない遺体と、すり替えた遺体をいっしょに焼却し、証拠を隠滅した。被害者が一度家に帰ったとしては貰ったばかりの子犬を放っておくのはおかしい、偽装があるのではないか、葬儀社まではやってきたのは確かだが、帰った形跡がない、など。
 なにせ遺体が火葬されて灰しか残っていない。だから決め手は・・・。

「奪われた旋律」 シーズン17 2001/3

 パトリック・マクグーハン監督。映画音楽家が、長年ゴーストライターに使っていた若い音楽家についに事実を暴露されると脅され殺害。演奏会で演奏中に、屋上まで行く古いエレベーターを使って、建物の屋上から被害者を墜落させた。墜落したばかりなのに手に既に血が乾いた傷がついていたこと、落ちるときに叫び声がなかったこと、指揮棒が落ちていなかったことがおかしいところ。
 音符のメッセージはいまいち消化出来ていなかったような。入れたかったんだろうけど。

「殺意のナイトクラブ」 シーズン18 2003/1

 まずタイトル文字や音楽が21世紀っぽくなってる。前作までは黄色い太字のタイトルがデーンとでてくるものだったのだが、コンピューターっぽいフォントの字が躍るタイトル。
 ナイトクラブの経営者が犯人。犯人の恋人が投資家に3角関係をなじられもみ合い、突き飛ばした拍子に投資家が机の角に頭をぶつけて頓死。投資家が36時間後に振り込む金がないと犯人が破産してしまうので、事故として届けずに遺体を隠すことにする。無事に入金された後、失踪を偽装するが、なんと不良フリージャーナリストに強請られる。投資家のスキャンダルを追って盗撮していた不良ジャーナリストに一部始終を見られていたのだ!!そのジャーナリストも殺害して自殺に偽装。不良ジャーナリストの現場にコロンボ登場。身だしなみを整えたりしていること、パソコンのキーボードのEとIだけ指紋が消えていることから自殺ではなく、現場に誰かがいたことを推測し捜査開始。
 コロンボが丁寧な捜査をする所がメインで、コロンボと犯人が直截対峙するシーンが少ないのは確かですね。

 やっぱり見返さないと、どこで疑問を持ったかとか細かい矛盾点とかが分からん。憶えるまで見たと思ったのだが・・・。後で書き足します。

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