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みっくみくにしてやんよー [その他6]

 昨日のシチューが二日目だとだいぶ濃くなってておいしくなってた。

http://agora-web.jp/archives/1666499.html
「知日派」の限界:『日本―呪縛の構図』

>要するに日本を「呪縛」しているのはアメリカの「属国」だというおなじみの話だが、日本人の(左右の)ルサンチマンと違うのは、アメリカが日本を支配する気はないと考えていることだ。彼らは自国の国益にしか興味はなく、日本を守るつもりはない。その軍国主義的な姿勢が変われば、アジアから撤退することは十分ありうるし、それは合理的だ。

>だから日米同盟は持続不可能だ、という著者の見解は、多くのジャパン・ウォッチャーと共通する。したがって「安保反対」なんてナンセンスもいいところで、むしろアメリカに捨てられたとき自立するために憲法第9条第2項を改正し、自前の軍をもつ必要がある――というところまではいいのだが、その後がわからない

 論理的にふつう考えたらそうなる。

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51968641.html
「大正デモクラシー」が満州事変を生んだ

>政党政治や米騒動などの大衆デモクラシーが、大衆ナショナリズムを生み出したのだ。陸軍の中でも石原のような中間管理職が決定権をもつようになり、彼らが戦線を拡大した既成事実を首脳が追認した。満州事変以降の戦略なき戦争は、ボトムアップで「民主的に」進められたのである。

 この「誰も独裁しておらず、軍や官僚の中間管理職がそれぞれ個別に勝手に話を進めたので滅茶苦茶な戦争になってしまった」というのは、外人にはにわかには信じられないだろうなぁ。明治の元勲が死に絶えたあと、とうとう日本にはトータルに物事を決定できるヒトが居なくなってしまった。明治憲法下では、すべてをトータルで見られる立場は天皇しか無かったのだが、明治天皇以後は象徴であることを貫いて自分で意見を全く言わなかったので、だれも軍を押さえられなかった。情報ですら、首相には軍の情報は上がらないシステムだった(軍は陸軍と海軍が別々に天皇の下にあって政府と全く別)ので、東条英機は大臣を幾つも兼務していたが、それはそうしないと情報が入らなくて戦争なんかやってられなかったから。
 そもそも東条英機が軍の中で人気なかったからねぇ。話が逸れてきた。

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