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局部修正というキャンセルカルチャーを全国人民の団結の元に撲滅粉砕 [その他8]

>朝ドラ

 今期の主人公は男主人公ですが、これって珍しいのかな?と思ったけど調べたら今まで10回くらい会ったそうです。あんまり憶えていないな。
 今期の主人公ですが、とにかく学問に純粋すぎ、才能ありすぎ、恵まれすぎ、イケメンで女にモテすぎ(マテ)と、正直に言うととても感情移入出来ません。まあそれは措くとしても、学問に純粋すぎて対人関係に問題があるというか、他人を道具としてしか見ていない描写になっています。これはまあ、幼いときから付き人が付くような境遇だったからかも知れませんが。雑誌発行にしても、石版印刷の出来に不満があったら、技術を吸収したら自分でやり始めるとか、大学の成果を存分に活用しながら結局個人で発行するとか、冷静に考えると今期主人公は人の心をあんまり持っていません。今日の話でも小さい子供が居て奥さんお腹大きいのに、海外留学したいという自分の欲望を優先させるし。主役の滅茶苦茶上手い演技に欺されていますが、学問に純粋すぎて人の心が無い描写なんですな。高知時代も実家の行事よりも植物採取を優先させる社会不適応の描写でした。石版印刷の下りにしても、出来に不満があるからと、技術を一通り吸収したら自分で印刷を始めるとか、カッコ良く描写されているけど冷静に考えたら酷いことしてるぞ。他人を道具か何かくらいにしか考えていない人の行動なんですな。
 どちらかと言うと、女を盗られて自分より凄い才能を見せつけられて嫉妬に狂う教授の方がよっぽど感情移入出来るのですな。辞典発行の下りにしても、教授の言っていることの方がよっぽど常識的です。
 そう言えば高知の実家も、羽振りが良いときには他を見下していたために、明治政府が酒税を取るようになって左前になったら、廻りが塩対応なのも凄い描写でした。まあ江戸から明治初めくらいだと、そもそも資金力が無いと本や道具を変えなくて学問なんて始められない時代でした。欧州でも中世では学問は王侯貴族のすることでした。

>コミュニケーション

 説明するときに、彼此に知識の差がありすぎると、いくら丁寧に説明しても、相手に知識が無いと理解してくれないんですな。
 その場合相手が納得するかどうかは信頼関係になってしまうのです。こないだから言っているとおり、物事を判断するには本人に知識や理解力が必要で、無ければ感情で判断するしかなくなるのです。要するに難しくて判らん話は、好悪で判断するしかない、その話している人が信用できる人かどうかで決めてしまう。まあこれが詐欺師に引っかかる理屈なんですな。
 だから、見たこと無い専門家の提言よりも知り合いの噂話を信用したり、よく見るテレビタレントの言うことの方を信用してしまうのは、理屈に適っているのです。
 結局短時間の説明では、相手が理解できることには限界がありますので、とすると対話を繰り返して信頼関係を構築するほかないのです。説明を繰り返すのは、相手が徐々に理解してくれることを期待しているからではないのです。

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 いちど間違って記事が消えちゃって、同じ事を二度書くのはまあ苦痛。
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