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局部修正というキャンセルカルチャーを全国人民の団結の元に撲滅粉砕 [その他8]

 例によって時系列でまとめるというのは必要。

2019/11 武漢
2020/2 豪華客船
2020/4 全国に緊急事態宣言 第1波
2020/5 解除
2020/8 第2波
2021/1 11都府県に緊急事態宣言 第3波
2021/3 10都府県で解除
2021/4-5 4都府県-10都道府県に緊急事態宣言 第4波 α株
2021/6 沖縄以外解除 凄い勢いでワクチンの環境整備
2021/7 東京に宣言 第5波 δ株
2021/8 21都道府県に拡大
2021/9 全解除
2022/1-5 第6波 ο株
2022/7- 第7波

 2020年1-2月には国内ではまだ他人事で、2月に豪華客船であたふたしてたくらいだったのかな。ただ4月以降には身の回りでも診療しなくちゃならなくなってたなぁ。この頃は80-90歳の基礎疾患持ちの老人がなんか急に重症肺炎になって結構亡くなってたな。それが夏以降は重症患者もほとんど入ってこなくなってたのかな。
 2021年3月には身近なスタッフにも出て、この頃また患者が増えてたのかな。4月には僕もまた当番になったし。α株が2021年3-5月頃、δ株が6-7月以降に置き換わったくらい。δ株は40-50歳のBMI30以上くらいの若くてかなりガタイのいい人がばんばん重症化してて、恢復しても肺は不可逆変化でボロボロ、血管炎はありそうで神経系も後遺症多数という代物で、正直δ株は本気で感染したく無かったですねぇ。
 今の2022年7月以降のο株は、ほとんど無症状か、40度の熱がポンと出て終わりの患者がほとんどで、あんまり重症化しないので、確かにο株に関しては、多くの人が「これはもう良いか」となるのも已む無しですね。自粛疲れもピークに来てますし。

 みんな忘れていると思うけど、「インフル並みに扱う」と言うことは、毎年ワクチンは打つし、それでもバンバン感染して、感染したら一週間隔離で、毎年数千人死者が出ると言うことですからな。

 と言うか、最初のころには、未知のウイルスとなると特効薬はあまり感染防御とワクチンしか手段が無いと考えられてましたからね。むしろ1年でワクチンが実用化されたのが凄く早かった。ともかく最初はかなり何でも手探りで、イベルメクチンみたいな動物用虫下しですら効くかどうか試してた始末でしたからね。今では「効かない」と臨床試験の結果が出ております
 感染率や感染速度、重症化率がともかく時系列でガンガン変化しており、また社会の受容度(死亡数と経済を天秤にかける)もまた時間で変化してますからね。さらにワクチン実用化したら速効すり抜ける株が出てくるとか(これは驚き)。ともかくこの2年(凄い短い期間)で自体がめまぐるしく、しかも凄い振れ幅で変化しました。こういう結果で「やっぱりワクチンは効かなかったんだウェーハッハッハ」とか言い出すのは、正直に言って知性に問題があると言わざるを得ません。医者の側が「嘘ついてごめんなさい」とか言うのもかなり問題があり、まあ疲れて判断力が鈍ってるか、瞬間瞬間の事しか考慮できないメモリの持ち主なのか、もとから反ワクの気があるかであろう。

 あとはやっぱりワクチンの防疫やシステムの保守(システムトラブルが起きない会社で、メンテ係を働いていないと追い出す会社笑い話が良くある)など、「前もってトラブルを防ぎ、結果トラブルが起こらない」と言うことが理解できない知性の足りない人種が結構多い事がよく分かります。確かに「トラブルが起こって、それを解決した」となると、誰でも見て分かりますけど、「トラブルを起こさないために前もって何かする」というのを理解できない人があまりにも多い。
 まあもう一つ弁護するなら社会全体の防疫のために副反応を許容すると言うのが、以外と利他的行為なんですな。社会全体を考えると「感染率がこれで重症化率がこれ、ワクチンの副反応の割合がこれだけならワクチン打った方が得」と数字が出せますが、本人からすると「具合が悪くなるかならないかの0か1か」なんですな。さらに言うと、知性が低い人にとって、感染するかどうかは自分でコントロール出来ないから考慮の外なのですが、ワクチン打つのは自分でコントロール出来ますから考慮の対象となるのですな。つまり「何もせず感染する率と、ワクチンの副反応の確率という細かい数字の比較」が理解できない知性の低い人にとっては、0か1かで決められるワクチンを忌避するのが一見合理的に見えるんですな。

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