いかがでしたか？

　そう言えば、ハヤカワ文庫のクリスティの文庫の新訳がちびちび出ていました。とりあえず『空をつかむ死』と『予告殺人』が出ていました。読んだところ、旧訳に比べてやや直訳調かつ説明文をさりげなく滑り込ませており、ヒントとなる文もさりげなく強調するように調整されている感じです。6ヶ月連続刊行の予定とのことで、今後の予定は『メソポタミヤの殺人』『ナイルに死す』『ポケットにライ麦を』『葬儀を終えて』と傑作揃いですな。
　ちなみに僕は、2000年代に出たクリスティ文庫は大概持っていて、またその前の一般的な文庫の大きさだった旧ハヤカワ文庫の物もほとんど持っていたりします。